2001
安心安全な食品をお届けするためにイトーヨーカドーができることは?
大手メーカーの食中毒事件、BSE問題、食肉偽装事件など社会で食への安全性や信頼が問われる事件が発生。イトーヨーカドーができることは何か?を考え始めました。
2002
イトーヨーカドー独自システムの構築開始
生産者が顔を見せることで、安心して購入して頂きたい
「顔が見える野菜。」誕生
安心と安全は、言葉で語るだけではなく”顔が見える”ことで生まれる。その考えのもと、“誰が”、“どこで”育てた食品なのかがわかるようにパッケージに似顔絵とお名前、IDを記載して販売を始めました。ホームページでIDを検索することで、生産者の情報をご覧頂くことができる仕組みも作りました。その後も同シリーズの商品が続々と販売開始になり、イトーヨーカドーを代表する生鮮食品ブランド「顔が見える食品。」となりました。
独自の基準で安心安全を担保したい
誕生と同時に、顔が見える食品。では独自の基準を策定し、基準をクリアした商品のみを販売する仕組みを作りました。のちに整備された
- ●バイヤーが現地をチェックする審査
- ●外部機関が現地をチェックする監査
- ●店頭での商品抜き取り検査
この3重に守られた安心安全が、ブランドの要となっています。
2003
「顔が見える果物。」販売開始
2004
「顔が見える野菜。」全店舗での販売開始
「顔が見えるお肉。」販売開始
「顔が見えるたまご。」販売開始
2005
「顔が見えるお魚。」販売開始
QRコードを読み込めば、
「誰が」「どこで」育てたかがすぐにわかるように!
その食品が、どんな人がどんな場所で育てたのかが追えるシステム「トレーサビリティシステム」に、お客様の携帯電話から直接アクセスが可能に!商品についているQRコードを読み込むと、ウェブサイトに繋がり、情報を知ることができます。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
IT×食の安心安全で時代を代表するブランドに
IT戦略本部会合にて小泉首相(当時)に「顔が見える食品。」をご説明
第33回IT戦略本部会合にて小泉内閣総理大臣(当時)へ「顔が見える野菜。」のシステムについて説明をしました。食への信頼が問われる事件が続いたことから、ITを活用しながら日本全体で食の安全をどう守っていくか、国家としても重視していたためです。
2006
安心安全を担保する仕組みもバージョンアップ
平成15年5月に食品衛生法に基づき、食品に対する全農薬の残留基準値を定めたポジティブリスト制度が導入されました。それに従い「顔が見える野菜。」の審査項目も強化し、万全のチェック体制を整えました。
「顔が見える野菜。」がイトーヨーカドーのネットスーパーでも購入可能に
2007
生産者とイトーヨーカドーが同じ目線で生産していくために。
「顔が見える野菜。」に参加する生産者が直接集まって、今後の方針の共有や、情報交換を行う”顔が見える野菜。生産者大会”を開始。
お客様のご意見から。有機野菜の取り扱いをはじめました
様々な食シーンで「顔が見える食品。」を楽しんで頂きたい
「顔が見える野菜。」を原料に使用したカットサラダを販売開始しました。
2008
GAPの取り組みを開始
農林水産省「基礎GAP」にならい、顔が見える野菜。果物。が生産工程管理(GAP)を導入。
食の安全とは何か?「顔が見える食品。」が
新聞やテレビで大きく取り上げられました
中国産冷凍ギョウザでの食中毒発生やブランド牛などでの食品偽装事件が発生。「顔が見える食品。」の取り組みが、各所で注目されました。